ある程度コントロールを配置して、なんとなくですがそれっぽくなってきましたよね?

 

今回は簡単なコードを書いてみましょう。

 

ちなみにコードは直接入力で書くようにして下さい。もちろんワークシートの名称が全角日本語などの場合は別ですが、基本は直接入力です。

 

では早速いきましょう。

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コードを書く~フォームを閉じる「Unload Me」

vba1-7-1まずはユーザーフォームの閉じるボタンをダブルクリックして下さい。

 

vba1-7-2すると右側に

Private Sub btnClose_Click()

End Sub

と表示されました。

 

これは「btnCloseをクリックした時、○が起こる。」という意味です。Private Subは今は無視して下さい。End Subは必ず最後に付きます。いわば日本語における句読点の「。」と思って下さい。

 

では○の部分にカーソルを合わせて、Tabキーを押して下さい。点滅する縦線が右側に移動しましたね?

 

これは入力開始場所が右にずれた事になります。

 

例えば日本語の文章を書く時に、段落の先頭は一文字あけるじゃないですか。あれみたいなものです。コードを見やすくするため行うという理由もあります。

 

vba1-7-3ではそこに「unload me」と打ち込んで下さい。unload とmeの間に半角スペース(spaceキーを押すだけ)を入れます。その後↓キーを押します。

 

自動的にunload meの各々の先頭、UとMが大文字に変換されます。Unload Meのイメージはこうです。loadは読み込む。Unはそれの否定形。

 

ちょっと強引ですが、「読み込まない≒開かない≒閉じる。」meは自分。ここではUserFormのfrmMenuを意味します。つまり「frmMenuを閉じる」という意味になります。

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実際に動作確認してみる

vba1-7-4それでは動作確認をしてみましょう。F5キーを押してみましょう。上の画像ように表示されましたね。

 

では閉じるボタンをクリックして下さい。メニュー画面が閉じてVisualBasicの画面に戻りましたね?

 

きちんとプログラムが実行されました。

 

もう一度F5を押してユーザーフォームを表示させ、他のボタンを押してみて下さい。押してもまだコードを書いていないので何も起こらないと思います。これから一つ一つ割り当てていきます。

 

Unload Meはユーザーフォームを閉じる時に使います。結構頻繁に使うコードなのでこのまんま覚えてくださいね。

 

それでは今回はこれで終了となります。お疲れ様でした。

 

次回はタブオーダーについてお話ししていきます。

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