薬剤師であり、現在はキャリアコンサルタントとして活動する「薬剤師Y」です。

 

私は多くの薬剤師の転職をお手伝いしてきましたが、そこでわかったことがあります。

 

それは転職に失敗しやすい薬剤師にはある特徴があるということです。

 

今回はその特徴について解説していきます。

 

転職に失敗しないためにどうすれば良いか

当然ですが、転職を考えた時に誰もが失敗したくないと思いますよね。

 

ですが、絶対に失敗しない方法というのは残念ながらありません。

 

しかし、失敗する可能性を限りなく低くできる方法はあります。

 

それは

「失敗した事例を把握してそれを回避する」

「転職理由のウエイトを決める」

この2つが重要です。

 

そんな当たり前のことを…と思う方もいらっしゃると思いますが、意外と出来ていない方が多いのも事実です。

 

それではそれぞれについて、実例を用いて説明させて頂きます。

 

失敗した事例を把握する

先ほどお話ししました「失敗事例を把握すること」ですが、ただ事例を見て「こんなこと普通に考えれば起こらないよ」と思うだけでは全く意味がありません。

 

他の薬剤師の失敗した事例を見て、その人の特徴をつかみ、ロールプレイを自分で行い対策を立て、それをいついかなる時でも出せる状態にすることが大切です。

 

実際にあった失敗事例を元に考えてみましょう。

失敗事例1:「なんとなく」で転職してしまった男性

30代男性薬剤師。大手企業の薬局に6年間勤務していたが、評価システムに疑問を抱き、転職を希望。薬剤師転職サイトに登録し、転職活動をはじめる。

大手はマニュアル化していて自分には合わないので、中小企業の薬局で比較的自由にさせてもらえる企業を希望。

面談の結果、中小企業よりも大手企業でスキルアップをした方が良いと説明したが、本人は拒否。数社中小企業を紹介したものの、自分で転職活動するとのことで契約打ち切り。

約半年後、再度転職を希望し戻ってくることになってしまった。

この事例には特に多い失敗する特徴が2つ隠れています。お分かりになったでしょうか。

1つ目 転職する理由が曖昧

「評価システムに疑問を感じた」「中小企業で自由にさせてもらいたい」とありますが、転職の理由としては曖昧です。

 

理由は飾らなくて良いのです。むしろ飾らない方が良いです。また、小さいものを集めても良いです。

 

「今の給料が低いから」「もっと経営の勉強がしたいから」「病院で働きたいから」など、本心をひねり出した方が上手くいきますし、コンサルタント側としてもマッチングがしやすくなります。

2つ目 中途半端な情報で決めてしまうこと

これはかなり多いのですが。この事例でいいますと「希望する企業が中小企業である」この部分ですね。

 

その希望が通っただけで詳しく調べず、ましてや自身で決めてしまう、という失敗しやすい特徴そのものです。

 

希望に沿った企業を見つけても、そこはあくまでスタート地点です。

 

そこからメリット・デメリットを天秤にかけ、自分だけでは把握できない情報はキャリアコンサルタントを使い、その企業の情報を洗い出すことが大切です。

 

転職理由のウエイトを決める

こちらも事例を用いて説明します。

失敗事例2:やりたいことが多すぎてまとまらない女性

30代女性薬剤師。ドラッグストアで働いていたが、ルーチンワークが多く、「薬剤師としてスキルアップをしたい」「患者とコミュニケーションを取りたい」「在宅医療に携わりたい」など様々な転職理由を持つ方。

自分でも企業を探していたが、すべてマッチングする企業がなく、転職サイトに登録した。

前述した通り、転職理由をひねり出して、成功する傾向にあるように思えます。

 

しかし、この方も失敗しやすい特徴を持った方で、転職するまでにかなりの時間がかかってしまいました。

 

なぜでしょう?それは自分の軸を持っていないからです。

 

確かに転職理由をひねり出してくださいと言いましたが、そのウエイトも重要です。

 

例えば…

 

求職者Aさん「在宅医療に関わりたいです!」

キャリアコンサルタント「あなたは在宅医療で何をしたいのですか?」

求職者Aさん「とりあえず在宅医療をやりたいと思っていますが、詳しい内容までは…考えていません」

 

「在宅医療」というトレンドに憧れをもったものの、自分の中で具体的にどういったことをしたいのかが決まっておらず、いざ何がしたいか聞かれた時に困ってしまうパターンです。

 

これはつまり、本人のウエイトとしては低いと思われます。

 

他にも…

 

求職者Bさん「高給与の薬局が良い!」

キャリアコンサルタント「勤務先は選べませんがよろしいですか?」

求職者Bさん「うーん。家から遠いのは困るなぁ…」

 

Aという希望に対し、Bという条件がある。それでも「Aを取りたい!」と強く思える理由を持っておかないと、企業選択が上手くいかず、失敗に繋がってしまう可能性が高くなります。

 

これだけは押さえておきたい!

転職に失敗しやすい薬剤師の特徴を2点ほどお話しさせていただきましたが、人生の転機となる転職で失敗しないために「自分と向き合う」ことをぜひ実践して頂きたいと思います。

 

何度も自問自答し、自分と向き合うことで、本当にやりたいことを見つけること。

 

そして絶対に譲れない転職理由を見つけることで、納得の出来る転職ができ、結果失敗しないことに繋がります。

 

あなたにとってベストな企業と出会えることを祈っています。ぜひ参考にしてみて下さい。

 

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