今回は実際リクナビ薬剤師を利用して調剤薬局に転職された方をご紹介します。
大阪府にお住まいの20代後半、女性のOさんです。
転職当時は自分と配偶者の2人暮らしでしたが、現在はお子さんにも恵まれ3人暮らしとなっています。
目次
転職前はどこに勤務して、どのようなお仕事をされていましたか?

前職はCRO(治験)業界に勤めており、新薬開発のために治験データを収集するモニター業務をしていました。
大学時代より医薬品開発業務に携わりたいと思い、大学院に進学。希望の会社に入社することができました。
「まだ世の中に出ていない薬を試験し、より効果の高い薬を患者さんのために生み出せる」というのはとても魅力のある仕事でした。
また個人的には病院に訪問し、先生や看護師さんと話が出来るのは貴重な経験になりました。
なぜ転職しようと考えましたか?

転機となったのは当時付き合っていた彼との結婚の話が持ち上がったからです。
仕事はやりがいがありましたが出張も多く、多い時には週の半分以上出張という時もありました。
そのような状況では「家庭と仕事両立するのは自分には難しいな」と思っていました。
そこで入社から三年経った時、結婚を期に出張のない調剤薬局への転職を考えました。
どのような転職活動をされましたか?

調剤薬局への転職を希望していましたが、まず何から始めたらいいのか何もわからない状態でした。
主人の転勤に伴って関西への転居も重なり土地勘もありません。
新卒採用の時は他業種を受けていたために調剤薬局業界に疎く、全くの無の状態から手探りではじめたのが転職サイトへの登録でした。
とりあえず「有名な転職サイトであれば安心」という気軽な思いから、業界最大手でリクルートが運営するリクナビ薬剤師に登録しました。
リクナビ薬剤師を選ばれた理由は?

驚いたのはその対応の速さです。
登録後、その日のうちにコンサルタントより折り返しの電話がありました。おそらく数時間以内だったと記憶しています。
最初は正直「情報収集になれば」くらいに考えていましたし、ネットでの登録後すぐの連絡に少し警戒もしていました。
しかし結論から言いますと、最後までこの担当の方と一緒に次の就職先を探すことになったのです。
その理由はリクナビ薬剤師の担当者が次のような導き方をしてくれたからだと思います。
都市部以外でも多くの勤務地候補を探してくれたこと
私が住む土地は都市部ではなく個人薬局が多い地域でした。
しかし、研修制度が充実した大手チェーン薬局を希望していた私のニーズに合った勤務先を探してくれました。
的確なアドバイスしてくれたこと
押し付けがなく、こちらの希望をうまく引き出してくれました。
迷っている点に対しては具体的な事例を出して進む道を示してくれ、しっかりとした次の勤務先のビジョンが定まっていない私の状態から候補を絞ってくれました。
リクナビ薬剤師の対応はいかがでしたか?

具体的な電話のやり取りとしては、初めに入力内容の確認があり、勤務地、採用形態、休日等の希望を聞いてくれました。
その際私は調剤未経験のため研修制度が充実している点を追加で条件に加えました。
転職する際一番心配だったのが、医療関係の仕事はしていたものの薬剤師としての調剤経験がないことでした。
これまでと違った業種に就くことに正直不安でいっぱいでした。
しかし担当の方は「未経験でも採用してくれる薬局は沢山あるので大丈夫ですよ」と安心させてくれました。
また、勤務地に関しては家から近い勤務地か、都市部の利便性がよい地域にするか決めかねていましたが、その点も相談の上で家から近い勤務地で探してもらうことにしました。
給与に関しては特に希望は無かったのですが、前職が470万だったことを伝えると「それ以上で交渉できます」と言ってくれました。
最初の電話での確認後、数日後には調剤未経験でも採用可能だという3件の候補がメールで送られてきました。
内容は会社名、勤務地、給与だけでなく職場の雰囲気なども簡単にまとめられていました。
たとえば、「アットホームな社風で勤続年数の長い社員が多い」などです。
その中のひとつは人工透析に対応している病院の門前薬局のため、お盆や正月休みにも出勤があるとのことで候補からはずし、残りのふたつから教育研修制度に力を入れている薬局を選択しました。
受けたい会社を決め、担当の方が面接の日程を1週間後に設定してくれました。そして、面接当日までに履歴書の内容の確認と面接のアドバイスをしてくれました。
私は電話での対応を希望したので、履歴書の記載内容を読み上げ、書いた内容を確認してもらいました。
また、担当の方から面接でよく聞かれる質問をいくつか教えて頂き、答え方についても例えばこんなふうに答えたりもできますといった具合に模擬面接の様に練習してくれました。
面接についても、「この時にこういったことを言うと印象がいい」などのアドバイスもありました。
このおかげで、久しぶりの面接でしたが、どんなことを聞かれるのかわからないといった不安を感じることなく面接に臨むことができたのです。
実際の面接はどのような感じでしたか?

面接は会社の支店で行われ和やかな雰囲気でした。先ほどお話したように、事前のコンサルタントの方との練習もあって緊張せず話せました。
コンサルタントの方から研修制度など、「気になることについてはどんどん聞いたほうがいい」とのアドバイスをいただいていたため、こちらからもどんどん質問しました。
この会社の気に入った点は中途採用でも集中的に研修の場をもうけてくれるところと、地域住民に対して薬局を解放して交流会など行っている点に魅力を感じました。
話を聞いているうちに「初めての薬局勤務はぜひこちらの会社がいい」と思いました。
面接後すぐにコンサルタントの方から電話があって面接の報告をしました。
コンサルタントの方はすでに相手方と話していて、「面接が好印象であり、採用の合否は2、3日以内に貰える」と教えてくれましたが、実際には予定より早まり、翌日には採用の連絡を頂きました。
こうして決まった新しい勤務先は、
- 年収500万
- 週休二日
- 有休、産休、育休も取得可能
- 福利厚生で医療費の補助もある
という条件でした。
転職後の職場の様子はいかがですか?

研修制度に関しては、中途採用者を対象として全国の店舗から集まった人で座学と模擬店舗での練習をしてくれました。その後も会社主催の研修を継続して実施してくれています。
店舗勤務になってからは忙しいながらも、先輩にフォローしてもらいながら楽しく働いています。
患者さんはお年寄りの方が多く、じっくりお話ししたり相談にのったりとお役にたてるのが嬉しい限りです。
また、地域マネージャーの方も一緒になって地域交流会の提案もできますし、自分のアイディアを実行出来るのがやりがいに繋がっています。
就職活動を通じて感じたこと、学んだことを教えてください

最初は初めて住む土地、今までの仕事と全然違う業種。新しいことだらけで何もわからず迷子になっていました。
1人では自分がどこでどんな風に働きたいかを見つけることができなかったと思います。
私が今回の転職活動の中で1番良かったのは「信頼できるパートナーを見つけられた」ということです。
転職のエキスパートであるリクナビ薬剤師のコンサルタントの方に出会えたことが私に元気を与えてくれました。
「1人でどうしていいか悩むよりも、知識と経験豊富なパートナーを見つけることが転職を成功させるには大切なんだ」と学びました。
悩んでいる方はまずリクナビ薬剤師に登録し、話を聞いてみて欲しいです。きっとプラスになると思います。