薬剤師と言えば、薬局やドラッグストア、病院、製薬企業で働くイメージが強いと思いますが、保健所で働いている薬剤師も少人数ながら存在します。

 

ここでは、薬剤師が保健所に転職する方法と、そこで働くメリット・デメリットについて紹介したいと思います。

保健所で働くには?

薬剤師は、誰もが保健所で働くことができるわけではありません。保健所は都道府県や市が設置する公的機関であり、そこで働く薬剤師は地方公務員という立場になります。

 

そのため、まずは地方公務員試験(上級)に合格することが必要となり、その上で求人に応募しなければなりません。また、この試験の受験対象者は一般的に、28~29歳までという年齢制限がありますので注意が必要です。

 

ただし、地方公務員試験に合格していなくても、社会人枠という求人に応募することができれば保健所で働くことが可能です。

 

これは、民間企業等で職務経験がある薬剤師を採用する募集枠なのですが、この場合にも年齢制限や職務経験年数といった条件があり、募集枠が少なく試験内容も各自治体により異なるため、事前に受験資格をしっかりと確認しておきましょう。

 

なお、求人の募集については、各自治体の職員募集や広報で確認することができますし、窓口に直接問い合わせをしても良いでしょう。

 

転職サイトに登録して紹介してもらう方法もありますが、保健所の求人を取り扱うことは滅多にありません。保健所の求人は少なく採用枠も限られているため、個人でこまめにチェックする必要があると考えます。

メリットは公務員の特権!!

保健所で働く薬剤師は地方公務員であるため、安心して働くことができる他、退職金も含めて福利厚生が充実しています。

 

定期的な昇給があるため、勤続年数に応じて年収は着実に上がっていき、他職種の薬剤師に比べて将来的には年収が高くなる可能性があります。

 

また、基本的に土日休みであり勤務時間が規則的で残業も少ないため、プライベートの時間は確保しやすいです。女性にとっても働きやすい職種であると言えるでしょう。

 

仕事内容については、地域住民の健康や衛生環境に関わる業務が多いです。その地域に貢献したいという思いが強い方にとって、非常にやりがいのある職種でもあります。

デメリットも公務員によるもの!?

地方公務員であることのデメリットについても把握しておきましょう。保健所で働くためには、原則として地方公務員試験に合格する必要があります。

 

たとえ合格して保健所に配属されたとしても、自治体によっては転勤が定期的にあり、必ずしも保健所に配属されるとは限りません。

 

自治体の規模によって異動範囲は異なりますが、病院や研究所に配属される可能性があることも確認しておきましょう。

 

また、給料についても地方公務員に準じたものとなります。初任給に関して言えば、他職種の薬剤師に比べてかなり低い上、中途採用された場合でも調剤経験等が考慮されることは少ないと思います。

 

さらに、薬局や病院とは仕事内容が全く異なるため、これまでの経験は役に立たないことが多いです。同様に考えると、保健所から再度薬局や病院に転職しようとする場合、調剤実務等で苦労する可能性があることもデメリットの1つであると考えます。

最後に

薬剤師として、薬局や病院といった民間企業ではなく保健所のような公共施設で働くことも面白いかもしれません。

 

ただし、保健所の薬剤師として働く場合のメリットやデメリットについて、しっかりと考慮した上で検討することをお勧めします。

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